ロスジェネ武勇伝()
氷河期老害sが、過去の武勇伝語り始めたときにつかえるタチツテト用意しておいたよー
— らくからちゃ@スゴいコシフリスト (@lacucaracha) 2020年9月5日
タ:大変だったんですね・・・
チ:ちょっと想像つかないです
ツ:辛いですよね、それは
テ:てっきり当たり前だと思ってました
ト:とても私には真似できなさそうですが、がんばります!
いやー、正直キッツいこと言われてるなー!と思ったツイートなんですがね。
前にもいろいろ書いてるが、就職氷河期&ロスジェネど真ん中世代でして。
幸か不幸か、ここ数年は私より下の世代があまりというかほとんどいない職場なので(今の職場に至っては42歳の私が最年少…)「武勇伝」を言う機会もないわけだが。
ツイートに対しては、反論したい気持ちと、「そんなふうに見られているのか気を付けねば」という気持ちとがある。
我が身を振り返ると、確かに「武勇伝」めいたことも言いたくなる時があるし、リーマンショック直後〜3年程度の間に就職活動をしていた方々が「私たちの時はほんっとうに大変だったんですよー」と言うのを聞いても「いやいやあなた方は社会的に『大変だねえ』と言ってもらえるけど私たちの頃は『そんなの自己責任!』でぶった斬られてたわけでして何を言うのやら寝言は寝てから言いやがれ」くらいに思ったりすることは正直ある(言わないですよもちろん)。
その半面、自分はたまたま運が良かっただけ、とも思うし、それは忘れてはならないとも思う。寧ろ、歳をとるごとにそう思うことが強くなっている。だからこそ今回のツイートを見て、少なくとも呟き主の周りにはそういった生存バイアスがかかった発言する人がいるだろうな、自分は気をつけねばなあと思った次第である。
ちなみにこの手の武勇伝、就職氷河期でもなんでもない、なんならバブル期全盛のお兄様お姉様方も言いがち(あくまで当社比)で、殊に結構上のポストに就いている人から嫌ってほど聞かされてきた。
これも当社比だけど、そういう武勇伝語りたがる人ほど人望も出来ぶりも宜しくないというのがあるから、なおのこと自分では厳に慎まなければと思うことが多い。