久しぶりのお稽古は薄茶から
愛知県の緊急事態宣言が解除されたことに伴い、お茶のお稽古も再開。
正直なところ、稽古場に着くまでは億劫に感じていた。
昨年からの新型コロナ流行以降、土日は家でのんびり(のんびりというか、ダラダラというか…)過ごすことが多くなっている。
たとえ趣味ごとでも、出かけて、誰かと会ってやり取りすること自体が私にとって「ちょっと面倒」と感じる程度に心身が鈍ってきてると感じる。
しかし不思議なもので、稽古場に入って準備をしたり、先生や社中の方々と話したりするうちに段々と「今日稽古入れておいて良かった」と思えてきた。
3ヶ月ぶりの久々の稽古なので、棚(吉野棚)を使用するものの薄茶をみていただく。
薄茶ですらかなりお点前の手順が飛んでいたが、
「今日は皆さん薄茶でリハビリですよ」
と先生が仰るのに救われる。次回が濃茶かな…。
お稽古をするとそれなりにやる気も出るから、重い腰を上げるそのひと手間・踏ん切りが重要だとつくづく思った。
吉野棚ってのはこういう形の棚。