職場のマーライオン

走って(ランニング)、飲んで(お茶ときどき酒)、歌って(合唱)を三本柱にその他日日のことなど

お守り代わり、或いは痛み止めのように読む本

タイトルの通りの、いわゆる「仕事術」的な本ではあるが、ビジネス書にありがちな
「意識高めに」「デキる人を目指す」
という傾向のものではない。

内容としてはごくごく基本的な、もしかすると仕事をする上での最低ラインのことを書いていると言っても良い。

働くようになって20年、今の会社で18年になるから中堅なんてのは通り越してもう「ベテラン」と言われるのかもしれないが、未だにそんな実感がなく、「相変わらず要領が悪いなあ」「あの人みたいにしっかりやらねば」と思うことばかりだ。

ことに10月に入ってからどうもいまひとつぱっとしないしタスクは積み上がって片付かない。そんな時にこの本を手にとるようにしている。

今は事務仕事だが、それでも電話対応だったり飛び込みの仕事(トラブル⁇)があるとやるべきことが後回しになることがしばしばある。
「やらねば」という思いだけが肥大するとしんどい。

この本にもある通りすぐに手をつけられる「作業」に分解・書き出して一つ一つを消していくのは確かに気持ちが楽になるし、実際に少しずつでも進んでいるのが分かるのが良い。

そんなわけで今日も一つひとつタスクを消していくのだった。