軽いエッセイ
偶然見つけて思わず笑ってしまったツイート。
口元が緩む「著者紹介」。
— 本ノ猪 (@honnoinosisi555) 2021年5月24日
「土屋賢二(つちや・けんじ)
1944年、岡山県玉野市にて、十月十日過ごした母親の胎内から追い出される。長年勤めたお茶の水女子大学を、定年を過ぎて追い出され名誉教授となった後は、東京からも追い出され、神戸の地に暮らす。家庭からはまだ、追い出されていない。」 pic.twitter.com/NepWUcoRBR
実は土屋賢二さんのエッセイは以前よく読んでいて、文庫でも何冊か持っていた(数度の引越しを経て今は1〜2冊くらいしか手元に無いのが残念)。
最近読んでなかったが、著者紹介がアップデート?されているの知ってまた読んでみようかなと思った。
そういえば、この土屋賢二氏もそうだけど、私は昔から読んでいて面白い・楽しいエッセイが好きだった。
思い返せば、北杜夫のどくとるマンボウシリーズに始まり、そこで紹介されていた遠藤周作も入口は「狐狸庵先生」シリーズのエッセイだった(だから『沈黙』や『海と毒薬』といった代表作ともいえるのを読んだのはちょっと後になる)。
最近トゲトゲしい気持ちになることが多くなってきたので、楽しい軽いエッセイを読んで気分転換を図りたい。
- 作者:杜夫, 北
- 発売日: 1965/03/02
- メディア: 文庫