職場のマーライオン

走って(ランニング)、飲んで(お茶ときどき酒)、歌って(合唱)を三本柱にその他日日のことなど

小説よりエッセイの方が好きでして

エッセイを読むのが好きで、理由は
「あーこれ私もよく分かる!」
と頷いて共感を感じたり、こんな考え方があったんだなあと発見するのが楽しいから。
(そんなわけで自分と真逆の人とか共通点が無さそうな方のは避けがち。たとえば「銀座No. 1ホステスが書いた!」的なものなど)

少し前にKindleに落として読んでたのはこちら。

この人のはこのエッセイでよく読むようになった。固い言い方でいえば「女性の生き方」というテーマに関して、同意できる部分が多い。すごく共感できる部分が多いのですよね。

さて最近買ったのだとこれ。

「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました

「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました

タイトルを口に出して店頭で尋ねたりGoogle検索窓に打ち込むのは私にとって勇気というか思い切りが必要だが、内容はけっこう真面目。子育てをきっかけに自分自身の対人関係を振り返った、というのが粗々の内容といえば良いか。

ざっと読んでみた感想は、元が連載エッセイだったこともあるんだろうけど、終盤にかけて何かがブレてしまうような、始めのあたりできっちり問題提起していたことが薄まってしまったような気持ち悪さが感じられた。
これは時間があったら整理して記事にしたいと思うけど。

ところで筆者の方、私と同い年なんですよね。コミックエッセイでいくつか読んだことがありまして、

呪詛抜きダイエット

呪詛抜きダイエット

こちらは共感というよりは、自分の心をえぐられるような(悪い意味ではなくて)感覚が強かった。「そういや私もこんなことがあったな…(やや落ち込み)」と考えさせられる要素が多目です。(個人の感想です)

エッセイが好きになったきっかけは間違いなくこの本

どくとるマンボウ航海記 (新潮文庫)

どくとるマンボウ航海記 (新潮文庫)

笑い転げて読んでました。夏らしい表紙だしまた読み直そうかな。原点回帰ってことで。