ぬるりと新年度を迎える
2021年度がスタート。
今回は自分自身の異動がなく、3月31日から4月1日に移るのが「ぬるり」とした感じだった。
よく言えば自然体に、悪く言えば締まりがないというか。
社会人になってから、特に今の会社に転職してからは毎年のように誰かの異動がある。
だから年度末には必ず送別会があり、また年度始めには「立ち上がりも兼ねて」という大義名分とともに歓迎会があるのが倣いだった。
自分自身に異動がなくても、こういった年中行事で気持ちを切り替えていたように思う。
しかし昨年からの新型コロナ蔓延により、この手の集まりはことごとくなくなった。
昨年は自分の異動があったが、今年はそれがない分野が、自然体で年度を跨いだなと感じた。
そういえば社会人になる前でも年度終わりを強く意識する行事として部活のOB会だったり、もっと遡って高校生の頃はクラスで打ち上げだったりがあった。
そういうのが全くなかったのはいつかと思い返すと中学の頃だな、と気づく。
そうだ、中学の頃は確かに終業式はやったけど、なんとなくそれ以外はぬるっと新学年になっていたと思い出した。ということは、今年の春は中学生の頃以来の「ぬるっと自然体」で迎える季節なんだなあとあれこれ考えたのでありました。