職場のマーライオン

走って(ランニング)、飲んで(お茶ときどき酒)、歌って(合唱)を三本柱にその他日日のことなど

かなり意地悪な気持ちになってるが

当たり前だがGOTOキャンペーンが一部見直しになっている。

私自身がGOTOトラベルを利用したので偉そうなことを言える立場じゃないが、
「予約して金払ったのどーしてくれるんだ!」
「国が推奨したんじゃないか」
という声が出てくるんだろうなと思うとうんざりする。

新型コロナウイルス感染症については、

  • 新たな治療薬
  • 予防接種

のどちらか、できれば両方が開発され普及しなければ油断できるものではない。

また、秋冬に感染者が増えるという予測もニュースや新聞、ネット情報でも周知されていたはずである。

それを踏まえれば、出かける予定があっても状況次第で中止せざるを得ない事態が起こりうることは考えなかったんだろうかと。

もっといえば、そもそも未だ安心できる段階じゃないのに一人旅ならまだしもツアーだなんだかんだで出かけようというのは個人的には、
ちょっと何言ってるか分かんないんですけど」
と悪態をつきたくなる。

さて、話が変わって我々市民ランナーにとっては、今年の2月以降さまざまなレースが中止になっている。
デイリーポータル的なマラソン大会 - 職場のマーライオン

フルマラソンのエントリー料は大体10,000円〜13,000円程度。コロナ禍で中止になった大会の多くは、大会規約に基づき返金措置はなかった。

それについては賛否両論あり、大会によっては一部をQUOカード等で返還するといった措置をとったケースもある。また、次回大会の参加を確約するなどのケースもある。

それでも無理矢理大会を開催することで感染拡大があれば、マラソン大会そのものへの世間の目は大変厳しいものになり、それは今後の存続に大きく影響することは容易に想像がつく。だからこそ多くのランナーは「今は我慢のしどころ」と各自が練習に励んでいる。

旅行と「かけっこ大会」ことマラソン大会を比べるものではないが、今回のGOTOについては「感染拡大した場合の対応策・免責事項」というのがどれほど練られていたのだろうか。

また、約款等に「感染拡大したら催行中止する、その場合でもキャンセル料は発生する(又はその場合はキャンセル料を徴収しない)」といった事項はあったのだろうか。あったとすれば契約時に周知されていたのだろうか。

約款に載せていることであれば、契約した以上文句を言うべきではないだろうし、約款に載せてなければ…ま、そんなことあったら◯カじゃねーの?と思うわけだがきちんと物申せばよいだろう。少なくとも「国が勧めたんじゃないか!」と責め立てるだけでは、自分の判断を人に預けてるのと一緒だと思う。