お稽古の記録(炭付花月・平花月・濃茶付花月)
お茶のお稽古の備忘録。今日は炭手前の当番で、なおかつ炭付花月だったのでいつもと若干異なる点もアリでした。
私が通う稽古場では前月下旬にお稽古各回の炭手前担当者を先生が指定する当番制です
【炭の準備もろもろ】
炭手前の当番の時は1時間前には到着してること
14時スタートで13時10分ごろ到着ならいけるかなと思ったけど、結構タイトだった。炭以外の準備も考えれば、今のレベルだと1時間は見とかないとしんどい。
下火の炭を火にかけるのは開始30分前でOK
5分くらい早かったのか、稽古開始時に結構白くなってしまっていた…。
灰形を作るのに集中できるように他の準備を済ませておく
風炉の灰を整えるのがけっこう厄介(私のレベルでは、の話ですが)。だから炭手前の道具(炭斗、灰器、灰匙、紙釜敷など)はすぐに始められるように先に整えて用意しておけばギリギリまで灰を整えるのに集中できる。
風炉の中心(炭を置くところ)は深くしておく
炭を置く時、間隔が狭いと空気の流れが悪くなって火の起こりが悪くなる。
【炭付花月】
炭手前&薄茶三服
はじめの役札で「花」を引いた人が半東役。この人が炭斗、灰器、紙釜敷を点前座に用意する。→ということで、自分が半東役のくじを引かなければ、普段の炭手前のように諸々の道具を運ぶという動作がない。
「花月」とは簡単に言うとくじ引き(「折据」という小箱に入っているくじを引く)でお茶を点てる人・お茶を飲む人を決め、それを数回繰り返す形の稽古。5人で行う。
炭関連の各種道具の取り出し方がいつもと異なる
羽根、釻、火箸は使うときに取り出す。(普段だと、これらを所定の位置に取り出して並べてから使用する)
【濃茶付花月】
濃茶5人分&薄茶三服
5人分練るのはひと苦労、ということでこれはベテランの人が交替。たしかにたぷんたぷんの状態のを練るのは見ていて大変そうだった。
濃茶茶碗は大きめのものを
5人分練るから抹茶茶碗の7分目くらいまでになる。こぼしたら…なんて考えたくない。
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折据ってのはこんな感じの紙製の箱
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役札はこれ。月がお茶を飲む人、花がお茶を点てる人、という認識で良い…はず。
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