職場のマーライオン

走って(ランニング)、飲んで(お茶ときどき酒)、歌って(合唱)を三本柱にその他日日のことなど

初めて持った携帯電話のこと

数日前、twitter
「#初めて持った携帯で年齢がバレる」
というハッシュタグが話題になっていた。


このツイートをしているシャープ製も使っていたことがある。

私が携帯電話を持ったのは、ちょうど20歳の時だった。
はっきり覚えているのは、誕生日当日に契約しに行ったからである。
厳密にいえばその前の年にPHSを持っていた。それは雑誌の懸賞で当たった物だが、建物の中ではまず繋がらないなど不便すぎて2か月くらいで解約し、その後はポケベルにしていた。

詳しく覚えていないが、1990年代後半頃は、未成年者が携帯電話を持つには手続きが面倒だったはずだ。だからこそ20歳になるのを待って契約した。
「未成年者は契約できなかった」と思っていたが、後からネットで追える範囲で確認したところ、親権者の同意書に加えて印鑑登録証明書があれば、煩瑣ではあるが契約そのものは可能だったらしい。電話料金の引き落とし口座等が本人でOKだったかどうかまでは分からなかった。

機種は富士通製のDPー125で、「DP」とはおそらく「デジタルホン」、つまり「東海デジタルホン」の時代である。
私が契約した頃には「J‐PHONE」というブランドは表に出ていたはずだが、会社は「東海デジタルホン」だった。

このDP-125、あまり人気がなかったのかインターネットで検索してもなかなかヒットしなかったが、なんと富士通のホームページに掲載があり、「そうそう、こんな形だった!」と思い出した。
www.fmworld.net

さてこの携帯電話、「電話番号登録した相手からの着信時に名前が表示される」という機能がなかった。
そのため、着信時に「○○(私の名字)です」と出ていたので、部活の先輩が少し驚いて「名前表示されないの?」と言われてはじめて、携帯電話とはかけてきた相手の名前が表示されるのが当たり前と知ったくらいである。

その当時でもややポンコツ気味ということが判明し、おそらく1年くらいで機種変更(機種変更「0円」等が当たり前の時代)した。
その次に持ったのは、今は携帯電話を製造していないデンソー製の「J-DN01」、グッドデザイン賞を取っていたのは今知った…。
www.g-mark.org
私が使っていたのは、右端のブルー。この色、今見ても良い色だと思う。

この後に、やはりこれも今は携帯電話事業から撤退しているKENWOOD製に変えたが、これはいま一つだったので1年程度で変更、その後はスマホにするまで
シャープ⇒東芝⇒(ここからキャリアをAUに変更)東芝⇒シャープ
という変遷。

今思うと機種変更のスパンが短かった。スマホにするまで同じ機種を3年以上使用したことがないはずだ。
ちなみに今使用しているiphoneSE(第二世代)の前はiphone6で、これは5年半使用していた。
「機種変更0円」の時代がとっくに終わり、端末が相応の価格になったことが大きいが、それ以上に性能がよくなったということもあるのだろう。

iphone13が発売されたが、今使用しているiphoneを5年は使用することを考えると、次に変更するときは「15」くらいになっているんだろうな。
「13」発売直後にこんなニュースが出たのは皮肉だなと思ったけど。
www3.nhk.or.jp