御馳走帖
こんな状況なので、平常運転に戻ったらあれをしよう、これをしよう、行きたいところは…などと思うことが増えた。いや、今日の昼休みは思うだけじゃなくて手帳に書いていた(ヤバイわ)。
そこで思い出したのがこの本。
どうでもいい話だが、百田尚樹をいつも内田百閒と空目する。これでは百閒先生が化けて出そうなことだけど。思い出しついでに本棚を探したが、引っ越しの時に捨ててしまったらしい、残念。
この随筆で、確か太平洋戦争末期の食糧不足の時期に、百閒が食べたいものをひたすら列記しているくだりがある。鰻丼とかあったような記憶があるがどうだったろうか。
もちろん戦時と今とでは状況は違うが(ついでに今の状況を戦争にたとえるのは個人的に厳に慎みたいところである)、このくだりを思い出すほどに私のメンタルは弱ってるのかなと思う。