職場のマーライオン

走って(ランニング)、飲んで(お茶ときどき酒)、歌って(合唱)を三本柱にその他日日のことなど

胃カメラ、口から飲むか?鼻から飲むか?

あのアニメのタイトルを意識したけど、なにぶん胃カメラだと中年臭がプンプンします。

さて今年も人間ドックに行ってきました。
勤め先で半額助成がされるのは2年に1回で、今年はその対象ではないのですが、いろいろ気になる年齢だし、がん検診と脳ドックは助成がきいて結果として半額以上の助成になることだから受診した次第。

人間ドックといえば胃カメラ
バリウムを飲む、という方も多いですが、私はバリウムの方がダメで、初めて受けた人間ドックを除いて毎回胃カメラにしています。
空腹でボーッとしている時に初めて口にするのが謎の発泡剤で、げっぷしちゃダメで、バリウムは白濁した妙に甘い液体で(←牛乳とかイチゴミルク味がどうしても苦手)、その上一気に飲んでくださいと言われてもどうしても飲めなくて、それでも無理やり流し込んだら機械に拘束されてグルグル回されるなんて私には罰ゲームでした。しかも排泄されるまでしんどいし

その胃カメラ、今回は経鼻、鼻からカメラを入れる方式にしてみました。ラクらしいと聞いたから気になりまして。

鼻の通りが悪い人はお勧めできない

検査の前に、
「右か左かどちらかが通りが良いですか?」
と質問。
そういやこのところ朝は少し鼻詰まり気味になったり、くしゃみが出たりで鼻の状況は良好ではなかった。幸い、左側は通りが普通だったのでそちらをオーダー。
鼻詰まりって要は鼻の通り道が狭まっていることだから、詰まってるとカメラを入れるのは難しいかも。だから花粉症などの症状がある方・時期はお勧めできないかもしれない。

検査までの5分間、ガラス棒を鼻に突っ込まれて待機

口からの場合に麻酔するのと同様、鼻も

  • 鼻の通りをよくするらしい点鼻薬
  • 麻酔

の薬剤を噴霧されます。鼻にシュッとされるのですが喉の方にもダラダラきます(飲み込んでも大丈夫、というよりむしろ飲み込むべきもの)。
その後、「カメラを通しやすくするためですから」と

  • 細いガラス棒
  • そのあと少し太めのガラス棒(カメラと同じ太さらしい)に交換

2種類を入れられました。これが意外に痛い…。耳鼻科で鼻になにがしか突っ込まれるアレの感じです(書きながら痛くなりそうだ)。
喉に突っ込まれて「うぇっ」となるのも良いものではないですが、鼻の方がそういった違和感を覚える機会が少ない(個人の感想です)分、ちょっとしんどいなーと思いました。
ちなみにこのガラス棒、いつ抜いてもらえるのかと待ってましたが、検査室に入るまで入れっぱなしでした、他の人に見られたくないよ…。

カメラを通している最中は楽かも

処置室で突っ込まれたガラス棒をここで抜かれ、カメラを入れられます。
ガラス棒で慣らされたのは確かですが、やはりカメラが鼻から喉に通る時、少しは痛いです。
しかし、カメラが喉より奥に入ってしまえばこっちの方が楽ですね。「うぇっ」となることは全くありませんでした。なんなら、胃カメラ画像を見る余裕もありましたから。
口からだと基本的にずっとえずいてグッタリしてます。

終わってからヨレヨレ・ゲッソリになるのは一緒

楽な経鼻方式ですが、鼻に多少のダメージを受けてる事には変わりなく、汚い話ですが鼻水がダラダラになります。飲んだり食べたりは1時間ほどNGなので(飲食禁止時間は経口より少し短いかも)依然として水すら飲めずヨロヨロするのは変わらないです。

2時間くらいは鼻づまりと鼻水(血も混じる)

個人的にはこれが地味にしんどかった。
カメラを入れられた方が若干通りが悪く感じられました。あと、鼻水は出続けますし、やはり多少の傷はつくようで血も混じります。
何となく鼻がツンとするような感じと合わせて2時間くらい不快な感じが続くのが口からとの違いかなと思います。

次回どうするかは分からない

カメラを入れられているときは圧倒的に楽な経鼻方式の胃カメラですが、鼻炎?気味の私としては正直なところ次回を鼻にするかは迷うとこです。
口からだと、カメラを入れられている時の気持ち悪ささえ我慢すれば後に残る不快感はそれ程気にならない(個人の感想です)ですしね。
鼻は鼻でちょっと気になるとこではあるので、耳鼻科で診て貰おうとは思います。

そんなこんなで人間ドック終わって、もらった食券でお昼とランチビールでした(普段は飲まないけど気持ち的に飲みたくなったので一杯だけ)