奈良ホテルの朝食
この続き。
名古屋の始発の新幹線が6:20発、京都で乗り換えだが僅か30分ちょっとで着くのでゆとりはないが、ワゴン販売の方が来たのでコーヒーをオーダー。
東海新幹線のコーヒーは美味しい。
京都に着いて近鉄へ。
特急で大和西大寺まで行き、奈良行きに乗り換えて8時前には近鉄奈良駅到着。
正倉院展の時間帯指定券は9時から10時だったので、奈良国立博物館に行く前にここへ寄り道。奈良駅から徒歩15分弱。
裏口から入っていったのは、
明治42年にできた奈良ホテル。
もとは鉄道院→鉄道省、つまり国鉄の前身が経営していたそうで、資料として展示されていた貴賓用の食器には鉄道省のマークである動輪がデザインされている。
こちらに向かったのは、朝食を食べに行くため。ダメもとで受付で尋ねたら宿泊客じゃなくてもOKとのことでラッキー。
頼んだのは洋定食でエッグベネディクト。
入口でメニューを決めた時は茶粥定食にしたけど、他の人が食べていた洋食が美味しそうだったのですぐに洋定食に変更。これが正解だった!
窓の外には興福寺の五重の塔。本当に良いロケーションで、必ず次は宿泊しよう!…だから仕事頑張るぞと思ったり。
食後はホテル内を散策。
さすが歴史のあるホテルで、戦前には満州国皇帝の溥儀が宿泊したり、もちろん歴代の天皇皇后両陛下がお泊まりになったり…その時に使用された食器が展示されていた。
この後の正倉院展はもちろん言うまでもなく良い展示だったが、今回の一番の見どころはこの奈良ホテルだったと思う。
散策を済ませ、徒歩で10分程度の奈良国立博物館へ向かったのでした。
途中の幹線道路(天理街道)から見える景色が良かった。