結婚式とフルマラソン
我ながら無茶なタイトルだ…。
日曜の晩に「ランスマ」見ながらブログ読んでたら結婚式関連の話題を見つけたので勢いで付けただけなんだが。
ランスマ倶楽部 - NHK
結婚式はしていないが、フルマラソンは何度か挑戦して完走している。
結婚式をするのもフルマラソンを走るのも個人の好みの範疇だと思うが、結婚式をしていない旨を伝えると、
「結婚式した方が良いよ〜」「今からでも遅くないから〜」
といったご意見を多く賜ったものだった。
当時は穿った見方をしていて、
「私たちがした苦労をせずに済ますものか」
といった思いから発言していたように感じたこともあった。
今になって振り返ると、他人の「結婚式をしなかった」という事実が結婚式をした方々の有り様を否定されるように感じたのかもしれないな、と思う。
こと結婚や子育て(或いは子どもをもうける・もうけない)、働き方というのは自身の人生や生き方を反映するイベントだけにそれに伴う苦労はそれぞれ大きい。自分の選択したことが「それで良いよ、間違ってないよ」と誰しも思いたいからこそ、自分の選択と異なることをしている人に対して厳しく、厳しいまではいかなくても若干の批判的な見方をしがちなのかなと思う。
で、フルマラソンに戻ると、別に他の人がフルに挑戦しようとしまいとどうでも良いと思う。もちろん友だちや身近な人が挑戦してくれれば応援するし、同じ趣味の人が増えたということで嬉しく思うが、それ以上でもそれ以下でもない。
「そんなのしんどくて嫌だわ〜」
と返されるのが当然だと思ってるし、それはその人の趣味や選択なのだろうと思う。
人生の重大イベントと同じ秤に載せるべきではないのだろうが、人は人・自分は自分と思い切るにはそのくらいドライに考えた方が良いのだろうなとふと思った。