呪いをかける、ただしヘボいのを
たしかこの本に元ネタがあったはず。
残念ながらもう手元にないが。
- 作者: べつやくれい
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2014/12/11
- メディア: Kindle版
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「あいつの住む部屋だけ雨漏りしろ」
程度の呪いである。生き死にには影響ない程度の呪い。
嫌なことがあった時、相手に対して思うことはたくさんある。
その中には「◯んでしまえ」的な強い物言いもゼロではなかった。しかし、私の身近な人が鬼籍に入った辺りから、「死ぬ」とか「殺す」やそれに類する言葉を使うのが心底怖くなった。
スピ系の話をするつもりはないけど、口に出してその通りになったらどうしようという怖さというか。あと、どんなに嫌な奴でもその家族にとってみればいなくなったら困る存在であり、そいつ以外の人間が不幸せになるのまでは望まないわけでして。
そんな時に表題の「ヘボい呪い」を発動することが増えた。
- ホットの缶コーヒーのつもりが冷たいコーヒーだった(夏季はその逆)
- 奴の部屋だけ雨漏りしろ
- 履いた靴が左右違っていろ
- シャツを裏表に着ていろ
- 醤油だと思ってかけたらソース
あたりがパッと出る「呪いリスト」
まあ、思い出したのは今日の帰り道に知らないオッサンからよく分からない言いがかりをつけられてコンビニに行きそびれたからなんですけどね。寒くなってきたところなので、
「ホットの缶コーヒー押したはずなのに冷たい『冷やし飴』出てこい」
の呪いをかけときます。