職場のマーライオン

走って(ランニング)、飲んで(お茶ときどき酒)、歌って(合唱)を三本柱にその他日日のことなど

大炉・逆勝手のお稽古

昨日の記事で、
「2月は花月でおしまい」
と書いてましたが、実はその次の日(23日)に大炉・逆勝手のお稽古をしていただきました、ありがたい。

ことの始まりは、少し前の稽古の帰りに最寄駅で落し物をしてしまい、ラッキーなことに同じお稽古場の方が拾って預かってくれていました。
これが落し物。「11ぴきのねこ」の半分サイズ手ぬぐい…。

それを引き取りに行くことになっていたので、自分のお稽古ではないけどお稽古場にお邪魔したのですが、その時に先生から、
「そういえば逆勝手のお点前まだやってないわよね、せっかくの機会だからやっていきましょう」
と声をかけられたので、お言葉に甘えてお稽古を見ていただいた、というのが経緯。

「今日いらしてる方で大炉・逆勝手をしたことがある方は少ないのでお手本ですからね」
とプレッシャー半端なかったのですが…。何はともあれ、逆勝手の薄茶・平点前で見ていただきました。そんなわけで今年の逆勝手覚え書きです。

  • 足の捌き方(通常は右足から入る・左足で退出が逆になり、左足から入る・右足で退出となる)は意外に思い出せる
  • 袱紗の捌き方も他の方のを見て思い出した
  • 蓋置は釜の蓋を取る前に移動する
  • 「クロスする」ということだけ頭にあった

→要は右手で棗・左手で茶碗を持って入るが、水指前でクロスするというやつ。あと、お点前終わって建水と・柄杓・蓋置を下げる時も右手で柄杓と蓋置を持った状態で左手で建水を取りに行くから腕がクロスする、というあの動き。やって思い出しました。

年に1回(うちの稽古場では)なのですっかり忘れていると思ってたけど、手を動かしているうちに少しだけ思い出せたのはコツコツ続けてきたおかげ…ということにしておきます。

3月は「釣り釜」のはずだから、また思い出さないといけないことが盛りだくさんです。