先日、母の形見(形見と言う割には母本人は20年以上放置していたのだが)の時計について書いたが、実は父の形見の時計もある。
父が亡くなる日まで身につけていた時計だからこれこそ「形見」と言ってもよい時計。
だが、姉や私がつけるには大きいので使う人がおらず、父が亡くなって以降、ネジだけは巻いて止まらないようにしているものの主人がいない状態が続いている。
(姉や私の配偶者に、という手もないわけではないが、どちらもこの手の時計はしない人)
父から見た孫、つまり私の甥っ子は、まだ高校生なので少なくともあと10年は早いが、彼に渡すのが一番相応しいのだろうな。