職場のマーライオン

走って(ランニング)、飲んで(お茶ときどき酒)、歌って(合唱)を三本柱にその他日日のことなど

私のうしろめたさ

  • 子育てをしている同年代周辺の女性の話を聞くと、私はそのうち夜道で刺されるのではないか、といううしろめたさを感じる。
  • 「わたし 今が幸せすぎて怖い」だなんて朝ドラのヒロイン(失敗作気味の方)のセリフみたいで滑稽だ。でも、幸せすぎとは言わないまでも現実として私の立場は人と比べれば大変恵まれていると思う。
  • 外で仕事をしている人もそうでない人も子どもを育てている人を見ると皆それぞれ大変な苦労をしていて、それをしていない自分というのは「働くのだり〜し」と言って若いのに働こうとしないいわゆるニートみたいにロクでもない奴に思えてくる。
  • とはいえ、実際仕事をしていれば腹の立つこと理不尽なことはそれなりにあるけど、そういったことを口にするのが憚られる。「あなたは子どもも育ててないし、親の介護もないんだからどれだけでも我慢できるでしょ」と言われたり思われたりするような気がして。

…といったことを週末暇にあかせて考えていたらグルグル回って収拾がつかなくなり、「燃える闘魂」(猪木のテーマ)聴きながらランニングしたらそんなクヨクヨした考え吹き飛びそうな気がしたけど、坂道込みのコースを汗だくになって7キロ走っても解消しなかったため、帰宅して鬱々考えながらグーグルで
「恵まれている 罪悪感」
とか
「恵まれている 申し訳ない」
といった感じで検索入れるたところ、同じように思う人はたくさんいたようで、そこで安堵した。

このワードで検索かけるとブログだのヤフー知恵袋だのがわんさか出てくるので、いちいち引用等はしない。
ちなみに「スピ系」っぽいサイトだと
「罪悪感を感じることがあなたの幸せを遠ざけます云々…遠隔ヒーリングはこちら!」
みたいな怪しさ100倍の記事が散見される。

数日経ってみると、私が申し訳ない気持ちになっても誰も救われも困りもしないし、むしろそんな姿を他人が見たら
「うぜっ!」
て思うのだろう。
「恵まれていてありがたいことだから目一杯頑張って、納税して金使って経済回します」
くらいの開き直りは必要なのかもしれない、という気になった。