職場のマーライオン

走って(ランニング)、飲んで(お茶ときどき酒)、歌って(合唱)を三本柱にその他日日のことなど

恨みを晴らす

我ながら不穏なタイトルだ…。
ジョギングしてると一人でいろいろ思い浮かぶことが多くて、その時に思いついたことなど。

SNSで、高校〜大学時代の知人が「知り合いかも」に表示されてうっかりプロフィールを見るとドッと疲れる。

高校や大学それぞれで楽しい思い出があり、今でも付き合いのある友人たちがいるが、それでもなお、何だかモヤモヤする嫌な感じの記憶が蘇るからなんだろう。

モヤモヤの原因は主に劣等感からくるもの…だと思う。

学業面…留年も浪人もしなかったが、この地域でメジャーな進学先ではなかった(学力だけのことではなくてね。知名度とか、就職の有利さや、なんだったら合コン受けの良さ的なものも引っくるめての「メジャー」である)ことでウジウジしていた。
何かの時に高校の同期に「家庭教師の時給でいうと『M大』(この地域の入試難易度一番のとこ。略称である)、その次がうちで、あなたが行ってるとこはそれより下」(←流石にここまであからさまじゃないけど意訳すると大体そんな感じ)と言われたのを未だに覚えてたりなど。※僻みから言うわけじゃないが、入試の難易度だとそう変わらないor寧ろ私のが高かったような、まあそんなのどうでもいいけど。

就職面…学業面の続きになるかな、いわゆる「超氷河期」のロスジェネ世代で就職は苦労した。親きょうだいからは「だから滑り止めで受かってた◯◯大行っとけばラクだったのに」と言われまくった。

あと、就職してからいろいろあって転職して、その時の給与明細を知人(フリーター)に見せたら「私の方が多い」と言われたことも忘れない。悔しかったのは金額の多寡じゃなく、そういうみられ方をされていると思ったことだった。

いつしか大学卒業から遠く離れ、ひとまず当座食べるに困らない仕事があって体を壊さずにやっているのとでその時感じたような劣等感はそれほど抱かなくなったように思う。
あの時あれほど感じた劣等感は、自分が開き直ることができてれば良かったのかな、とも思う。その時の自分でも、他の人と比べてできることはあったはずたけど、そう感じることができなかったのは何だろうかなとぼんやり考えてるものの答えはまだ出ない。